
建設工事の流れを確認しよう
現場作業員の仕事
建設工事の現場作業員が行う仕事に、鳶があります。
鉄骨の組立や足場の設置など体力と技術を要する仕事です。
高所での作業も必要となるため、危険との隣り合わせな一面も持ち合わせています。
設計図を基に内外装や屋根施工をするのが大工です。
塗装や電気工事のような専門分野のスキルが求められます。
壁や床をセメントなどで塗るのが左官です。
建物によってはレンガやブロックの積み上げやタイル貼りの作業を行います。
他には、トイレやキッチンといった水廻りの設置や土地の状態確認をする測量の仕事を行う職人も必要です。
ちなみに各所での実績や経験を積んだ人が現場監督となり、現場作業をする職人の仕事の指示やサポートをします。
建物完成までに着工から完成までに3から6か月が目安です。
できるだけ短期間の完成や質の高い仕上がりにする場合、現場作業員の人員や専門性が求められるのではないでしょうか。
土木作業員の仕事
建設工事をするにあたり、土木作業員の仕事も大事です。
例えば建築に必要な資材の運搬や掘削、アスファルトの整備など多彩な仕事を行います。
ちなみに大型免許や重機といった専門資格を持つのが必要になる場合があります。
現場作業員の中では影の役割になるかもしれませんが、スムーズな工事をするには欠かせません。
建物の土台づくりとなる土工業務もあります。
基礎が十分でなければ、完成した後建物利用者が安全な生活を送れません。
近年では耐震化や水害対策を求められるケースが多く、基礎のスキル以外に専門性の高さも求められます。
キャリアやスキルがある職人は、建築士や土木施工管理技士などの専門資格を保持しています。
業者選びをする際の参考にしてはいかがでしょうか。